研究内容

蛋白質のフォールディング・アミロイド形成・複合体形成という、三種類の自己組織化現象のメカニズムについて, 研究しています。

 アミノ酸の直鎖状高分子である蛋白質は、

① 機能的な天然構造を形成する『フォールディング能』
② 他分子と特異的に結合する『複合体形成能』
③ 繊維凝集体を形成する『アミロイド線維形成能』

という、三種類の自己組織化能を有します。『フォールディング能』と『複合体形成能』は、正常な生命活動にとって重要ですが、『アミロイド線維形成能』は、アルツハイマー病などの疾患と関連する現象です。  これらの自己組織化を司る物理学的法則を解明することは、生命科学・医学にとって、重要な課題の一つです。

[主な研究成果]

[以前の研究]

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